Ｂ−ＣＡＳカード不要

地上デジタル放送を視聴するにはＢ−ＣＡＳカードが必要ですが、ワンセグ放送の視聴にはＢ−ＣＡＳカードは不要です。

さらに、有料放送のようなスクランブルもかかっていません。これは、ワンセグ受信者には朗報です。ユーザー登録などの手間がかかりませんし、ワンセグ機器の転売、廃棄のことを考えるとＢ−ＣＡＳカードは何かと不便ですからね。
でも、Ｂ−ＣＡＳカードを不要にした最も大きな理由は、携帯電話にはあのＢ−ＣＡＳカードが大きすぎるからではないでしょうか。

ちなみに、地上デジタル放送やＢＳデジタル放送を受信できるパソコンやカーナビゲーション機器はＢ−ＣＡＳカードが必要です。

受信料も要らない？

ＮＨＫは、地上デジタル放送の一部であるワンセグ放送からは受信料を徴収しない方針のようです。
ＮＨＫのＨＰによると「既に世帯単位でＮＨＫと受信契約されている一般家庭でワンセグ機器を購入されましても、新たな受信契約は必要ありません」とのことです。
別の読み方をすると、ＮＨＫと受信契約をしていない世帯でワンセグ機器を購入するとワンセグ機器購入が１代目のＴＶとなるので受信契約してください、という意味になりますね。

（ご参考：ＮＨＫワンセグＦＡＱ）

お手軽導入

ワンセグ放送は、Ｂ−ＣＡＳカードはいらないしスクランブルもかかっていません、さらにＮＨＫとの新たな受信契約も要らない無料放送です。ということは、ワンセグを見るためにはワンセグ放送を見られる機器を購入することと、ワンセグ放送電波が受信できる場所に居ることだけです。
携帯電話を使っているとパケット料金や通信料金が気になりますが、ワンセグ放送を見ているだけならこれらの料金はかかりません。ただ、ワンセグと連動したインターネットページにアクセスした場合はパケット料金、通信料金が発生します。

録画もＯＫ

ワンセグ放送は地上デジタル放送と同様に録画は可能です。ですから、ＤＶＤレコーダなどと同じように一度ＨＤＤやメモリにワンセグ放送を保存しておいてあとからゆっくり楽しむことができます。ただ、録画した映像はコピーはできません。これも地上デジタル放送と同じですね。
ワンセグ携帯にも外部メモリ（メモリーカード）に録画できる機器が発売されました。さらに長時間の録画をしたい場合はノートＰＣなどＨＤＤを内蔵している機器であれば長時間録画も可能です。