KDDI(au)は10月16日にソフトバンクモバイルは10月22日にNTTドコモは11月1日にそれぞれ携帯電話2007年秋冬モデルを発表しました。
携帯3社が提供する2007年秋冬モデルのトレンドを徹底比較します。

au 8機種中5機種がワンセグ携帯

au by KDDIの2007年秋冬モデルは全8機種中5機種にワンセグチューナーが搭載されています。2007年夏モデルでは15機種中7機種がワンセグケータイでしたので、秋冬モデルではさらにワンセグチューナー搭載率が上がりました。
au 2007年秋冬モデルで一番特徴的なのは、3機種に2.8インチワイド有機ELディスプレイを採用したことです。有機ELは自然光でも見やすくコントラストが高いので室外で使うことが多い携帯電話には最適のディスプレイです。今後は他社の携帯電話にも採用モデルが増えるかもしれません。
（参照：有機ELとは/wikipedia）

ソフトバンクは5機種がワンセグケータイ

ソフトバンクモバイルは秋冬モデルとして10機種を発表し、そのうちワンセグチューナー搭載機が5機種あります(下表参照)。
秋冬モデルのコンセプトは「プレミアム」ということで、上質感を打ち出しています。上質感というとハイスペックモデルの「920SH」「920T」を前面に打ち出すのかと思っていましたが、孫社長はシャープ製折りたたみ端末「820SH」「821SH」を大人がときめくワンセグケータイとして「THE PREMIUM」という愛称をつけると宣言しました。
お手ごろ価格の「820SH」「821SH」を強調するところは、孫社長商売人ですね。

NTTドコモは905i 705iシリーズにワンセグ13機種投入

NTTドコモは2007年秋冬モデルとして905iシリーズ10機種、2008年春モデルとして705iシリーズ13機種を発表しました。そのうちワンセグチューナー搭載機種は905iシリーズが7機種、705iシリーズが5機種と一挙に12機種も増えることになります。携帯電話にとってワンセグ受信機能は当たり前の機能となったようです。