ワンセグケータイ出荷好調、地デジPCはダウン
(データ参照:日経パソコン)
ワンセグ放送受信機能を備えた携帯電話の出荷が好調です。電子情報技術産業協会(JEITA)の調べは、2006年12月にワンセグケータイ出荷台数が50万台を越え、57万5千台に達したとのことです。(右図参照)
2006年4月に始まったワンセグ放送ですが、当初からワンセグ受信機能を備えたワンセグケータイがワンセグ放送受信の中心になるのではと期待されていました。
放送開始以後毎月の出荷台数は30万台前後で推移していましたが、携帯電話番号ポータビリティー(MNP)が始まる10月を期にワンセグケータイの出荷が上昇しています。ワンセグケータイに力を入れているauがMNP効果で出荷台数を伸ばしているのが原因かもしれません。
地デジパソコンは一服
ワンセグケータイと反対に、地上デジタルチューナーを搭載する地デジパソコンの出荷台数はダウンしています。
2006年を3ヶ月単位の出荷台数を見てみると
4− 6月 10万台
7− 9月 21万7千台
10−12月 8万9千台
と、10〜12月に地デジパソコン出荷数がダウンしています。
いろんな要因は考えられますが、USB端子接続型の低価格ワンセグチューナーが登場したことも原因の一つかもしれません。
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