NTTドコモは5月27日に2008年夏モデル携帯電話を発表しました。au(KDDI)とソフトバンクモバイルも6月3日に夏モデルを発表しました。携帯3社が提供する2008年夏モデル携帯端末を徹底比較します。

NTTドコモ 906i 706i 19機種中ワンセグ対応16機種

NTTドコモは2008年夏モデルとして906iシリーズ8機種、706iシリーズ11機種を発表しました。そのうちワンセグチューナー搭載機種は906iシリーズが7機種、706iシリーズが9機種とワンセグ搭載はほぼ標準機能となりました。
携帯電話の王者NTTドコモもシェアが50%を切り、携帯端末の新機種にもこれまでとは違い、機能優先からユーザー要望を取り入れた使い勝手重視に変わってきました。たとえば、デコメールにバリエーションを持たせたり、機種が変わっても操作が困らないようにメニューに統一性を持たせたりしています。

au 12機種中8機種がワンセグ携帯

au by KDDIの2008年夏モデルは全12機種中8機種にワンセグチューナーが搭載されます。今回のテーマは『Sports』『Change』『Video』で、「au Smart Sports」搭載機種が増え歩数計や消費カロリーが計測できる機種もあります。また「フルチェンケータイ」と名付けられ外装だけでなくメニュー画面も変えられる機種、さらに「LISMO Video」動画サービスが始まり、高画質、高音質な映画やドラマを携帯で楽しめる機種も登場します。

ソフトバンク 全11機種ワンセグ搭載

ソフトバンクモバイルの2008年夏モデルは全11機種にワンセグチューナーを搭載しました。もはやワンセグだけでは他社との差別化は出来ないと、女性を意識したラインナップが充実しています。お風呂でリラックスしながらワンセグやメールを楽しめる防水ワンセグケータイやまるで化粧品のようなおしゃれなデザインの携帯が多数発売されます。
また、高機能ワンセグケータイの追求も怠りなく、シャープやパナソニックのテレビブランドを冠した高性能ケータイも登場します。