携帯キャリア3社は10月27日のauをスタートに2008年秋冬モデルの発表を行いました。2008年は携帯電話普及率の上昇で販売台数の伸びに陰りが見え始め、各社新モデル投入で巻き返しに躍起になっています。ここでは携帯3社が提供する2008年秋冬モデル携帯端末を徹底比較します。

NTTドコモ 新たな4シリーズ発表

NTTドコモは2008年冬モデルの発表でこれまでの90Xシリーズ、70Xシリーズを廃止し新たに次の4つのシリーズを発表しました。
「携帯をファッションアイテムとして楽しむための“STYLEシリーズ”」、「旬の携帯やエンタメをとことん楽しむための“PRIMEシリーズ”」、「忙しい毎日を携帯で上手にマネジメントするための“SMARTシリーズ”」、「携帯を自分仕様のデジタル道具として使える“PROシリーズ”」
発表された全22機種のうちワンセグ搭載機は18機種となります。

au 7機種全部がワンセグチューナー搭載携帯

au by KDDIの2008年秋冬モデルは全7機種すべてにワンセグチューナーが搭載されます。フラグシップモデルの「Woooケータイ」（W63H）と「EXILIMケータイ」（W63CA）には3.1インチワイドVGA（480×800）の有機ELディスプレイを「AQUOSケータイ」（W64SH）には3.5インチフルワイド（480×854）液晶ディスプレイが搭載されます。
基本モデルは個性を活かした「W65T」「W65K」「W64S」「W62P」がラインアップされ、ユーザーの利用シーンを意識した個性派携帯電話が登場します。

ソフトバンク 大型液晶など多彩

ソフトバンクモバイル2008年秋冬モデルの最上位機種は3.8インチの大型ディスプレイを搭載したシャープ製931SHです。さらにHTC製「Touch Diamond X04HT」やノキア製「Nokia E71」などスマートフォンも投入されます。
カシオ製端末「830CA」がソフトバンクに初登場し可愛いケータイ路線を堅持しています。東芝は着せ替え端末「funfun.petit 830T」や子供向けの「funfun.petit 831T」を、パナソニックはシンプルな「830P」を発売します。