ワンセグ高画質技術

ワンセグ技術発展項目


ちらつき軽減技術 - フレーム補間

ワンセグとは、地上デジタル放送の一部の帯域(1セグメント)を使って提供されている簡易放送です。ワンセグ放送は使われている電波の帯域が狭いこともあり、地上デジタル放送よりも画質面では劣る部分が多いのです。
(参照:地上デジタルとの違い

ワンセグが画質面で劣る仕様の一つに1秒間に送られる映像の数(フレーム数)の違いがあります。フレーム数(コマ数)が少ないとスポーツなど動きの激しい映像では動きがぎこちなく見えます。
地上デジタル放送やこれまでのアナログTV放送、映画などとワンセグのフレーム数を比較したのが次の表です。

映像仕様 フレーム数比較
ワンセグ放送 地上デジタル放送 アナログ放送 映画
コマ数 15フレーム
/秒
30フレーム
/秒
30フレーム
/秒
24レーム
/秒

上記のようにほとんどの映像仕様は1秒間に30コマ以上あります。人間の目は(30コマ/秒)以上あるとちらつきを感じないと言われています。ところが、ワンセグ仕様では1秒間のコマ数が15フレームなので動画がぎこちなく見えることもあります。
そこで、ワンセグ端末側で新たな画像を作成し、コマ数(フレーム数)を増やして見かけ上1秒間に30コマを実現する技術をいくつかのワンセグ端末メーカーが実現しました。

フレーム補間技術
Panasonicフレーム補間技術(モバイルWスピード)@NTTドコモ P906i

フレーム補間技術を搭載しているワンセグ携帯は次の通り

Panasonic
モバイルWスピード
NTTドコモ P-03A
NTTドコモ P-01A
NTTドコモ P906i
NTTドコモ P905iTV
NTTドコモ P706ie
SoftBank 921P
シャープ
ワンセグ倍速表示
NTTドコモ SH-03A
NTTドコモ SH-01A
NTTドコモ SH906iTV
au W64SH
SoftBank 931SH
SoftBank 930SH
SoftBank 923SH
NEC
なめらかワンセグ
docomo N-02A
日立
なめらかモード
au W63H
au W62H
ワンセグチューナー
バッファロー
DH-KONE8G/U2DS
DH-KONE4G/U2DS

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高解像度技術

ワンセグ放送が地上デジタル放送と比較して画質が劣る部分に、画面解像度があります。
(参照:地上デジタルとの違い
下表に示すようにワンセグ放送の解像度は地上デジタル放送の1/4以下で、アナログTV放送よりも解像度は低く、大きな画面で見ると画面のあらさが目立ってしまいます。

映像仕様 解像度比較
ワンセグ放送 地上デジタル放送 アナログ放送
解像度 320×240(4:3)
320×180(16:9)
1280×720(16:9)
以上
640×480(4:3)

NTTドコモ、モルフォの高画質技術
NTTドコモ、モルフォが開発した高画質技術(左:通常画面、右:高画質技術適応)

ワンセグの低解像度を端末側で高画質化する技術が登場しました。「CEATEC JAPAN 2008」のNTTドコモブースで、高画質技術がデモ展示されていました。この技術を用いるとワンセグなどQVGAサイズ(320×240ドット)の動画を、VGAサイズ(640×480ドット)に拡大してもきれいに見られるといいます。
通常(320×240ドット)の動画をそのまま拡大すると、画面の粗さやブロックノイズが目立つのですが写真のようにこの高画質技術を用いるとノイズが軽減され輪郭もはっきりします。今後NTTドコモの携帯電話に搭載されることになるのでしょうか。
ますます高画質化するワンセグに期待したいですね!!

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